自動売買システムをバックテスト
自動売買のバックテストとは、自分で自動売買システムをプログラミングした際に、そのシステムが相場の動きにほんとうに有効なのかを確かめるために行う検証のことです。現在使用しているシステムやこれからシステムを作成する時にも必要不可欠な機能となります。
売買ルールにミスが無いか、過去の相場でトレードしたらどれくらいの利益を上げるのかなどを細かく検証しておかなければなりません。
バックテストを行うことでどの通貨ペアでどのくらいのレバレッジをかけたら、利益はこれくらい儲かるといったようなことが大まかに捉えられるようになるので、未来の損益予測がある程度簡単にできるようになります。
バックテストして売買プログラムの有用性を確認しよう!
例えば、「トレード回数や「勝率」、「損益率」、「平均損益」、一番成績が悪い時でどれくらいの損失が出たかを見る「最大ドローダウン」などの項目に照らし合わせてテストしてみます。このようなトレード検証を行うことでそのシステムのパフォーマンスがよいのか悪いのかがわかるようになるのです。
過去の相場で利益を上げていたからといって、今の相場に通用するとは限りませんが、ある程度繰り返し行うことで統計的にも勝率を上げられると思います。最近ではFX業者が提供しているツールに搭載しているストラテジエディタ(編集機能)を使って、容易にバックテストすることも可能になってきています。色々なツールを駆使してみて、売買ロジックに問題がなく、有用性が確認できければ本当の実戦で使ってみましょう。