取引業者の選び方
スワップポイントとは
スワップポイントとは、端的に言って「1日に貰えるお小遣い」のようなものです。FXで金利が高い外貨を購入した際、2通貨間の金利差差分を受け取れることになります。例えば、金利の低い日本円を売って、金利の高い豪ドルを買った場合、その1日あたりの金利差額分をスワップポイントとしてFX口座で受け取ることができます。反対に金利の低い日本円等を買って金利の高い豪ドルを売った場合には、スワップポイントを支払うことになりますので覚えておくとよいでしょう。
スワップポイントの仕組みを図解すると下のようになりますので、この仕組だけはしっかりと勉強して有利なFX取引を心がけましょう。
FX取引業者のWEBサイトやトレーディングツールのプライスボード等には、通貨ペア別の1日あたりのスワップポイント金額が表示されています。とある業者の豪ドル円スワップ金利を下記の表に例示してみます。
通貨ペア | 通貨単位 | 買い | 売り |
---|---|---|---|
豪ドル/日本円 | 1万通貨 | +160円 | −162円 |
この日に豪ドル/円を1万通貨購入した場合、翌日に受け取ることができるスワップポイントの額は160円です。10日間その豪ドル/円のポジションを保有し続けると、スワップ金利だけで1,600円貰える計算になります。
逆に、豪ドル/日本円の売りポジションを建てると1日あたり162円のスワップポイントを支払わなくてはならなくなります。
※注意:スワップポイントは各国の政策金利などの影響を受けて毎日変動します。